キミに好きって言えなくて。
「ね、ねぇ。綾瀬。
もうムリ…!離して!!?
誰か来ちゃう…」
私がそう言ってもなかなか離れる様子がない綾瀬。
「………綾瀬?」
「ん〜?」
なんて白々しく私の頭にすり寄る
すごく可愛いんですけど…。
なんて思いながらも、私の心臓がこわれちゃいそう…
「ごめん、あと1分。
いや、やっぱ3分だけ。このまんま。」
そんな風に言う綾瀬が甘すぎて私はとろけてしまいそう…。
放課後の教室。
夕焼けに染まる時間に、甘い甘い時間を過ごした。