キミに好きって言えなくて。




え〜っ!!


そんな顔綾瀬に見られちゃったの!?



最悪〜っ!!




なんて、私がガチで落ち込んでいる様子を見て



さらに綾瀬は爆笑している。




そんなに笑うほどブサイクだったんだ…



ショック…。





ブサイクな寝顔なんて、好きな人に見られたくない顔NO.1だよ…




私がさっきよりもかなり落ち込んでると、




「ウソだって。


ごめん、ちょっといじりすぎた」




と眉を八の字にして困り顔をした綾瀬にいわれた



「へ?ウソ?!」




「うん。ちょっといじっただけ。


お前が想像以上に落ち込むからなんか、


すげー罪悪感あるけど…」




なんてもっとバツの悪そうな顔をしてる




そんな綾瀬を見て、気にするよりも先にほっとした。




なんだ!嘘か!!




「よかった〜っ!!

綾瀬がすごい笑うから、

そんなにブサイクだったんだって落ち込んだじゃん。」







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