俺が女を好きになるはずがない!!
紗里ちゃん真っ直ぐな子なんです。
秀は驚いた表情をした。
「んだよ、、もーいいって」
「よくないよ!私、先生に言ってくる!」
「え、?」
紗里は駆け足で秀の横を通って、職員室へ向かおうとした。
「ちょっ!」
秀はおもむろに紗里の手を掴んだ。
「いーってば!」
「いやよくないよ!先生は秀だけが悪いと思い込んでるよ。私のせいですってちゃんと言わなくちゃ!」
紗里は秀の手を振りほどき、また階段を登っていく。
「ちょっとまっ、、!」
秀はまた腕を掴んだ。
「もうなに?秀!!」
「おまえ、、ふつうに頭おかしいだろ!自分から怒られに行くやつ何処にいんだよ!」
「おっおかしくなんかないも、、!!!」
紗里は熱くなって足を床に勢いよくバン!とやった途端、足が滑った。
「わっ!!!」
「おい!!!」
ズッデーーーンゴロゴロゴロゴロ
「ごっ!!ごめんなさい!!」
「はぁーーー、、。」
(おいおい嘘だろなんだよこの状態は、!)
紗里は秀を巻き込んで階段の下に転げ落ちた。そして紗里は秀を床ドンしていた。
「早く、、どけよ」
「やだ」
「は??」
バン!!!!!!!!!!
「ふぇっ、、?!」
紗里は強く床に手を叩きつけた。
「しゅう!!!!私はおかしくない!!私には私の考えがある!それをおかしいだなんて言わないで!!!」
そう言って紗里は走って職員室に行った。
「なんだよアイツ、、、、」