いつか君の笑顔が戻りますように
彼氏の友に連絡した。

「ねぇ友!?」
「おっまえなんで連絡しても出ないの!?」

「話あるんだけど。」
「なんだよ(笑)」
「別れようと思って。」
「はっ!?何言ってんの!?
たしかに離れ離れでお前も辛いかもだけど
言ったじゃん。俺割り切ってるって。
靴もなかなか暇なくて送れ…」
「違う。そうじゃないんだって。」

あたしは友に伝えた。

「友。
あたしはブランドの靴も服も欲しいわけじゃない。
友は割り切ってると言ったけど見てないからあたしには分からない。
たまに友おかしかったよね。まだやってんじゃないの?シンナー。」

「やっやってねーよ。
お前本気なの?」

「本気。」
「やぱ俺じゃダメか!(笑)
お前泣かしてばっかりだし
不安にさせてばっかりだしな。
分かったよ。
ただ言わせて。
笑えよ。突っ張るな。意地はるな。
それから…幸せになれよ。」

「友もね。」

あたしと友の恋は終わった。
1週間
あたしはなんかずっとぼーっとしてた。

友達のサトちゃんから連絡がきた。
「ヤホ!仕事休んじゃったから遊んで!」
たまに仕事サボるとあたしの所に連絡入る。

迎えにきたサトちゃんは車に乗るなり
あたしに彼氏んとこに付き合ってと
ドライブがてら出掛けた。
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