いつか君の笑顔が戻りますように
「俺さ 元ヤンなんだ。
暴走族の副やってた。」

やっぱり。
そんな感じはしてた。
今はかなり落ち着いた感じがするけど。

日が暮れて
つく頃には
辺りが暗くなってた。

夜景なんて何年もみてないなぁ。
夜景見るなんて事も無かったけど。

ボーッと外を眺めて
色んなことを振り返ってた。

あたしは今まで最低なことしかしてきてないなって。

「着いたよ!!」

その声でハッとした。
外見てみなって言われて
外を見た。
車の窓をあけて。
そこには今まで見たことないくらいの夜景が一面広がっていた。

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