好きです、田畑さん!
もう、本当になんなの…?
最近夜神の気まぐれにあたしは振り回されてばかりな気がする!
前はもっと冷静に対処できたはずなのに…!
今は夜神の言動にいちいち腹を立てたり、心臓がうるさかったりで体力を無駄に使っているみたい。
あたしはお肉を美味しそうに頬張っている夜神を複雑な気持ちで横目で見ていた。
「あれ?B組の杉木じゃん!ここで何やってんの!?」
不意にクラスメイトの声がして、あたしはある人物の名前に反応してしまう。
え……?
スギキ?
「おう!一学期ぶり。お前らこそここで何してんの?」
!!!
こ、この声って!
耳に馴染みのある声が聞こえてきて、肩がビクッとひとつ跳ねる!
「どうしたの〜?田畑さん。」
隣で夜神が声をかけてくるけれど、あたしは体が強張ってしまって反応できない。
見なくたってもわかる。
杉木智国……。
あたしの前の彼氏だ。
ど、どうしてこんなところにいるの!?
「うちはクラスの親睦会でバーベキューやってんだけど、お前は?もしかしてB組も親睦会とか?」
「まあ、そんなところだな。うちのクラスもすぐそこの角でやってるぜ。」
う、嘘…!
そんな偶然ってある?!
すると元彼以外にもB組の人が側にいたようで、
「もし良ければA組の人達も混ざれば?遊び道具も色々持ってきてるから遠慮なく使っていいし!」
と、誘ってきた。
最近夜神の気まぐれにあたしは振り回されてばかりな気がする!
前はもっと冷静に対処できたはずなのに…!
今は夜神の言動にいちいち腹を立てたり、心臓がうるさかったりで体力を無駄に使っているみたい。
あたしはお肉を美味しそうに頬張っている夜神を複雑な気持ちで横目で見ていた。
「あれ?B組の杉木じゃん!ここで何やってんの!?」
不意にクラスメイトの声がして、あたしはある人物の名前に反応してしまう。
え……?
スギキ?
「おう!一学期ぶり。お前らこそここで何してんの?」
!!!
こ、この声って!
耳に馴染みのある声が聞こえてきて、肩がビクッとひとつ跳ねる!
「どうしたの〜?田畑さん。」
隣で夜神が声をかけてくるけれど、あたしは体が強張ってしまって反応できない。
見なくたってもわかる。
杉木智国……。
あたしの前の彼氏だ。
ど、どうしてこんなところにいるの!?
「うちはクラスの親睦会でバーベキューやってんだけど、お前は?もしかしてB組も親睦会とか?」
「まあ、そんなところだな。うちのクラスもすぐそこの角でやってるぜ。」
う、嘘…!
そんな偶然ってある?!
すると元彼以外にもB組の人が側にいたようで、
「もし良ければA組の人達も混ざれば?遊び道具も色々持ってきてるから遠慮なく使っていいし!」
と、誘ってきた。