ねぇ、笑って。
「あっつ…。」

季節は夏。


空は相変わらず青く日差しは暑い。

今年は猛暑らしい。


そんな中私は自転車をひたすらに
漕いでいた。


「おはようございます。」

自転車を止め、とある店の中へと入っていく。
私のアルバイトをしている職場だ。


何人かに挨拶を済ませ、事務所で仕事の準備をする。

ガチャッ

扉の音に気がついて、その方向を見ると
店長が入ってきた。

「お疲れ様です。」

にこっと笑って挨拶する私に対して
店長は無愛想。


最初は違和感があったけど
最近は慣れてきた。
< 2 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop