大切な手紙…
約束…

次はゆみからだった

≪やほ~^^きな~♪どう?あきらとは??≫

わたしは
≪うん♪いい感じ★笑★ゆみは空くんとどう~?≫

と送りかえした。空くんとはゆみの彼氏だ。

2分後わたしの大好きな新曲が鳴ってすぐにゆみからメールが返ってきた。

≪そっかァ♪良かったね☆★うちは…へへへ笑≫

≪ゆみもふぁいとだよ^^≫

≪ありがと♪じゃ~ね★≫

わたしは

≪うん♪バイバイ!≫

と返信してケータイを閉じた。

わたしはそのまま寝てしまった。
夢を見ながら。。。
すごく悲しそうな瞳をしている茶髪の男の子が遠くから

『運命…って…信じ…る…?』

ってわたしに言ってきてすぐに消えてしまった夢を…

ピピピピピピ~
と鳴る目覚ましに夢を途中で止められた。

わたしは

『はァ~あの子一体誰だったんだろ~…』

とひとり言を言いながら学校のしたくをして

1階に降りた。

『あら!起きるの早いわねぇ~!』
とテーブルに朝食を置きながら10分早く起きただけで言う
お母さんの言葉と

『お前がこんなに早く起きるなんて今日雨でも降るんじゃね?ハハハ』
と爆笑しているわたしをいつもバカにするお兄ちゃんの言葉を無視して

『ふぁ~…眠い~…』
とあくびをしながら急いでパンを食べた。
洗面所で髪をストレートにセットして
制服に着替えながら今朝の夢のことを考えていた。

あの子…。。なんであんなに悲しそうな瞳をしてたの…?

わたしがぼーっとしているとゆみが家に鳴らしにきた。
わたしは頭の中にあの男の子のことを入れたまま

『いってきまーす』と飛び出した。
















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