ちゃんと伝えられたら
15
「今日は俺の部屋で話そう。」
坂口さんは宙を仰ぎながらそう言った。
ほんの少し顔が赤くなっているような気がする。
「はい。」
私はそんな坂口さんを見上げる。
「やっぱり寺本さんと一緒にいる志保の姿は見たくないな。口説かれているんじゃないかと冷や冷やする。」
そして私に熱い熱いキスをした。
坂口さんはなかなか私を放してくれない。
すごくすごく嬉しいんだけれど…。
私は膝から崩れ落ちそうになる。
「おい、大丈夫か?」
坂口さんが慌てて私を抱きとめる。
「あまりの緊張にどうにかなってしまいそうです。」
坂口さんは宙を仰ぎながらそう言った。
ほんの少し顔が赤くなっているような気がする。
「はい。」
私はそんな坂口さんを見上げる。
「やっぱり寺本さんと一緒にいる志保の姿は見たくないな。口説かれているんじゃないかと冷や冷やする。」
そして私に熱い熱いキスをした。
坂口さんはなかなか私を放してくれない。
すごくすごく嬉しいんだけれど…。
私は膝から崩れ落ちそうになる。
「おい、大丈夫か?」
坂口さんが慌てて私を抱きとめる。
「あまりの緊張にどうにかなってしまいそうです。」