いつか散る花
放課後になり社会準備室に行くと

中から声がする

「先生さ、彼女とかいないの?」

「ご想像にお任せします」

「わ!いるんだ!どんな人?」

「まだいるとか言ってないだろ!」

女子生徒との会話が私の耳に入ってくる

「いるんだ、、、」

と落胆する私をよそに開いたドアから

出てくる人を避ける気力すらなくて

ぶつかり盛大に飛ばされる
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