いつか散る花
「逢沢。待てって」

15分ぐらい歩いた場所の

信号を待ってる私の元にシャツを腕まくりした

先生が現れる

「ほっといて、って言ったじゃん」

「ほっといて欲しくないって背中に書いてるし?」

その先生の言葉を聞き先生の方を向くと

先生は私の方を向くことなく真っ直ぐ

まだ変わらない信号を見てた

「もう、死にたい。私この世界から消えたい」
< 35 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop