教育係の私が後輩から…
「君は飲まないの?」
「僕、あまり強くないです。
それに今日は、先輩へのお詫びなんで、
僕の事は気にしないで飲んでください。」
「そ? じゃ、遠慮なく!」
美味しい料理に、美味しいお酒。
あぁ…幸せ…
「先輩? 先輩!」(先輩まだ残ってなますよ?)
う~ん。もうお腹一杯…
「貴女を食べていいですか?」(後、食べて良いですか?)
うん…良いよ…
んっ!?
肌に触る冷たい手に、重たい瞼を開ければ、誠一郎が私に馬乗りになり、服を脱がし始めていた。
「ちょ、ちょっと!? なにやってるの!?」
「今後の為に、一度味見させてもらおうと思いまして?」
「あっ味見って、なによ!?」
「躰使って、契約取ってるんですよね?
どんな躰してるのか興味あるんで?」
誠一郎は微笑み、下着に手をかけた。
嘘っ…
え?…わたし…このまま…犯されるの…?
そんなの嫌!
「あんた…」
キクさんの孫だからと思ってたけど…
やっぱりこの男も皆とおんなじ…
噂を信じ、見た目で判断する
馬鹿な人達(同僚)と同じ。
好きでもない男に…
私の初めてを…
拒み振り払う私の腕を、簡単に押さえてします。
どんなに拒んでも男の力には敵わない。
「分かったわ…良い酒、ご馳走になったお礼よ!
好きにしなさいよ!」
「へー仕事がらみじゃなくても、
誰にでも遣らせるんだ?
さすがビッチですね?」
「何とでも言えば良い。
さっさと済ませなさいよ!
但し、一回だけよ!!」
すきでもない男に体触られて…必死に堪える涙。
こんな男が…
キクさんの自慢なの?
「ちゃんと気持ちよくしてあげますからね?」
ブラからこぼれた胸を揉み、そして乳首を噛んだ。
「ッ…前戯なんて要らない!
とっとと済ませて帰ってよ!!」
「それなら、遠慮なく?
噂のわりに全然濡れないですね?」
右口角を上げ鼻で笑うと、誠一郎は自分の唾液で私の蕾を濡らした。
始めて会った人にこんなこと…
怖い…
好きにしろ!っと言っても
本当は怖い。
わたし…どうなるの…
こんなの嫌だ…
でも、これが回りから見られてる私なんだ…
悔しい…
なんのために頑張ってきたの…
キクさん恨むよ…?
あんたの一言で、私の人生変わったのに…
こんな形で裏切られるなんて…
「っ…!?」
痛いっ…
早く終わらせて…
「顔隠さないで見せて下さいよ?」
「煩い!」
「え?…先…輩…」
「見るな!!」
「嘘ですよね…? まさか…」
「終わったなら…帰って!
早く出ていけ!!
出てかないと警察呼ぶわよ!?」
「すいません…俺…」
「出てけって言ってるでしょ!?」