教育係の私が後輩から…
誠一郎から渡された物は、パッケージの無いDVDだった。
「なんのDVD?」
「アダルト!」
「アダルト!?」
「英語に拒否反応出るくらい苦手なら、アダルトから入るのが、一番良いんだよ!?」
「えっ!? そうなの? もしかして、誠一郎も初めはアダルトから入ったの?」
「バカヤロー! …俺は幼い頃から英会話の先生がついてた!」
「なんだ、てっきり、誠一郎の経験談かと思った?」
「バカ言ってないで、帰るぞ!?」
なんか怪しいけど、まぁこれ以上聞くのはやめてあげる!
そして、今日も私の部屋で、誠一郎に手取り足取り、私も教わるのだ。