教育係の私が後輩から…

仕事終わりに会社近くで食事して帰る途中、見上げれば、部署の電気がついていた。

まだ、電気ついてるし…
なんであいつ、あんなに一生懸命仕事してんだよ?
まさか…ライバル会社にデーター流してるとか?
よし! 今夜、懲らしめてやるか?

急ぎ買い物して、会社へもどった。

「先輩?
 何時まで仕事するつもりですか?」

「えっ!?」

「驚かさないでよ?」

「もう、8時回ってますよ?」

「え? あーほんとだ? 帰らなきゃ!」

「お腹空きませんか?
 お昼も食べてないでしょ?」

「そう言われたら空いてるかも?」

「じゃ、今日のお詫びにご馳走させたください?」

「お詫び?」

「今朝のキスと、昼間部長に怒られたお詫び?
 でも、給料日前なんで僕の手料理ですけど?」

「手料理って…あんたの家なんて行かないわよ!?」

「それに給料日前だろうと、
あんたなら其れなりに持ってるでしょ?
 ガードだって有るだろうし!」

この女も他の女と同じで、金に群がる…?

「確かに有りますね?
 でも、材料買っちゃいましたし?」

「帰って家族とでも食べれば?」

「実家に帰るのめんどいですし、
良いお酒も有るんですけど?」

木箱に入ったお酒を見せてやる。

焼酎だが、これも良い酒だぜ?
やっぱり高いレストランで高いワインが良いとか言うか?

「っそれ!?」

??
彼女は、俺の見せた焼酎に目を輝かせていた。

ん?
幻と言われる程ではあるが、焼酎だぞ?

「知り合いから頂いたんですけど…」

「わかった!
 私の家で良いわ?
 不味いもの食べさせないでよ?」

「勿論です!
 独り暮らしも長いんで、
僕、結構上手いですよ?」

結局彼女は、会ったばかりの俺を簡単に部屋へ上げた。

「飲まないの?」

「僕、あまり強くないです。
それに今日は、先輩へのお詫びなんで、
僕の事は気にしないで飲んでください。」

あんたを酔わせる為の酒なんで
どんどん飲んでくださいよ?
後でじっくりあんたを頂きますから?

「そ? じゃ、遠慮なく!」

「先輩? 先輩!」
「う~ん。もうお腹一杯…」

「食べていいですか?」
「うん…良いよ…」

「俺、聞きましたからね?」

取り合えず、合意ってことで?

服を一枚づつ脱がせていたら、突然彼女の目が開いた。

チッ…もう気がついたのかよ?

「ちょ、ちょっと!? なにやってるの!?」

「今後の為に
一度味見させてもらおうと思いまして?」

「あっ味見って、なによ!?」

「躰使って、契約取ってくるなんて、
どんな体してるのか興味あるんで?」

「あんた…」

にっこり微笑んでみると、彼女は汚いものでも見るように俺を睨んだ。

「分かったわ…良い酒、ご馳走になったお礼よ!
好きにしなさいよ!!」

「へー仕事がらみじゃなくても、
誰にでも遣らせるんだ?
さすがピッチですね?」

「何とでも言えば良い!
 さっさと済ませて!?
 但し、一回だけだから!!」

「ちゃんと気持ちよくしてあげますからね?」

彼女の胸を鷲掴みし、胸の突起をキスして吸いあげる。指を彼女の腹部へ下げて、密口を探る。

「前戯なんて要らない!
 とっとと済ませて帰ってよ!」

「それなら、遠慮なく?
 噂のわりに全然濡れないですね?」

濡れてないから滑りが悪いな?
少し濡らすか?
自分の指を口へ入れ、俺の唾液で彼女の入り口を濡らした。

いただきまーす。
めっちゃ狭っ

「っ!?」

えっ?
どうした?
濡らしてやんなかったから、やっぱり辛いか?

「顔隠さないで見せてくださいよ?」

「煩い!」

顔を隠していた彼女の腕を外すと、彼女は瞳を潤ませ、酷く顔を歪めていた。
嘘…だろ…

「え?…先…輩…」

「見るな!!」

「嘘ですよね…? まさか…」

処女…

「終わったなら…帰って! 
 早く出ていけ!! 
 出てかないと警察呼ぶわよ!?」

「すいません…俺…」

「出てけって言ってるでしょ!?」

俺は何がなんだか分からず、逃げるようにして彼女の部屋を後にした。




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