幼なじみの榛名くんは甘えたがり。

あわてて榛名くんに助けを求めるように目線を送ると、「はぁ……」とため息をつきながら助けてくれるのかと思いきや。



「……あのさー、かわいいひなをいじめていいの僕だけだからやめてくんない？」


「っ！？」


ちょっとぉ……！助けるセリフがそれっておかしくない…！？


「やだ〜、そんな独占欲出さないでよっ。こっちが恥ずかしくなっちゃうわ〜」


ひ、ひたすら恥ずかしい…。
もう穴があったらそこに隠れてしまいたいほど恥ずかしい。



真っ赤になっているであろう顔を両手で隠しながら、落ち着くために再びコップに入ったお茶を飲んだいたら。



「いっそのこと子ども作っちゃえばいいんじゃないの〜？」

「ぶっ！！」


飲んでいたお茶をを思いっきり吹き出してしまった。


もう会話のペースについていけない…！！



結局、会話は止まらず、対応がしどろもどろで、帰るまでチサさんの勢いは止まらなかった。