君と出会えた物語。
「はぁ…。」
ベッドに寝転がったらすぐに睡魔が襲ってきた。
「着替えないと。」
重い体を引きずりながらお気に入りのパジャマを手に取った。
ピロンっ
私の携帯が鳴るのはいつぶりだろ?
なんて考えながらトークを開くと、
江美>グループトーク作ったよーっ!
結海>ありがと!てか、週末暇?遊ぼうよ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
朱莉>暇だよ!
江美>私も〜
結海>決定!
何気ないやり取りなのかも知れないけど、さっきまでの寂しい気持ちや眠気なんて忘れてしまうぐらい嬉しい。
まだ先だけど何着て行こうかすごく悩むな。
クローゼットからお気に入りの服を出してはしまって。
「早く週末にならないかなぁ。」