L*O*V*E

空に輝く星。




凛の瞳も、艶っぽく輝いていた。






「…そんなエロい顔すんなよ。」





「そんな顔してな…っ……んっ…」





凛がギュッと俺にしがみつく度に、なんとも言えない幸福感で満たされるんだ。





身も心も求められているような。





だから、普段はあんな俺だけど…




今この瞬間だけは、凛に優しくしてやりたいと思…






…ったんだけど。





「な…んで、そんなに優しいの……?」





一つずつ服を脱がし、下着姿になった凛が、頬を赤らめながら俺を見つめる。




優しい…?




「……ふーん、なるほどねー。」




「何…」




俺の不敵な笑みに戸惑う凛。




そんな凛の胸の膨らみを纏う最後の衣を…




「“優しい俺”はご所望ではないってことね。」




「あっ……」




…剥ぎ取ってやった。

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