L*O*V*E

本棚に押さえつけられながらのキス。





静けさの漂う図書室の端っこで…





こんなにも情熱的なキスを浴びている私。






「はあっ……んっ…」





声、出しちゃダメって思うのに…




背徳感よりも、高揚感の方が増してしまうんだ。





陽はそんな私をお見通しかのように、口内をかき乱すようにキスを繰り返す。




そして、ようやくキスから解放されたかと思えば…





彼の唇が、私の唇を離れて下へ下へと下がっていく。





ブラウスのボタンを外される。




そして…





「あっ……」




ブラウスで隠れるかどうかっていうギリギリのところに、チクっと甘い痛みが走る。




全身に甘い痺れを感じる。

< 131 / 180 >

この作品をシェア

pagetop