L*O*V*E

紗英の身体は透き通るような白さで。




眩しいくらい、輝いて見えた。





激しく抱き合った後…






俺の腕の中でぐっすり眠る紗英。





上司として、男として、愛しいと思う。





「さ〜えっ。」




「うーん…」





俺にピタッとくっつきながら眠り続ける紗英。




まるで、天使のような寝顔。






この歳まで独身貫いてきたけど…




この歳まで待った甲斐があった。




こんなに素敵な女性に出会えた。






一生懸命働く姿や、笑った顔。




全部全部、癒される。






「紗英、愛してるよ…おやすみ。」






愛しい彼女を腕の中に閉じ込めて…





俺はゆっくりと、目を閉じた。





【おわり】




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