L*O*V*E
その声に振り返ると…




「きゃっ!!」




そこにいたのは、生田直人張本人!!





驚いてフリーズしてる私になんてお構いなしに、先生は画面を見ながら言った。




「読み方。いくたじゃねーし。」





「え…?」




「俺の名前は、しょうだ。しょうだなおと。」




しょ…しょーだ??




いや、生田って見たら、10人中9人はいくたって読むんじゃ…?




依然フリーズしたままの私に、先生は追い討ちをかけるように言った。




「手、止まってんぞ。お前、俺の車乗りたいんだろ?」




「……?!?!」




驚きすぎて、声も出ない。




本当にさっきの先生…デスヨネ??


< 6 / 180 >

この作品をシェア

pagetop