【修正中】狼彼氏と子羊彼女
信じていた

大切な人だから
大切な人だったから…

美香も翔も…にくかった

そして俺は誰にも告げずに
学校内で一人だけ県外への高校進学を決めた 


――――――…



そして桃花にであった
桃花と初めて会ったとき


なせが逃げれられた
むかつく女


最初はただの興味本位


いま思えば
この時から俺はこいつにひかれたのかもな



どうしようもなく
誰かを愛してみたい


そんなささやかな願いが
俺はあいつに会ったとき
かなうような気がした



「お前の彼氏は今日から俺だ」



いまはこんな形でしか
繋ぎ止めらんねー

でもいつか…
いつか必ず
あいつに俺を好きって言わせてみせる



「なっなに笑ってんのよ」


「なんでもねーよ…桃花」



それは俺の
不器用な愛


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