【修正中】狼彼氏と子羊彼女
私と馨はもう一度唇を合わせると階段を一緒にかけていく
「準備はいい?」
「大丈夫です!!」
「じゃあ行くわよ」
空さんと愛梨さんに連れられて私と馨は車に乗り込んだ
車に乗っている時間は
とても長いような短いようなそんな時間だった
私はときおり…
馨の顔を見ては
ため息をついたり
笑ったり
ドキドキしたり
していたのも馨はしるはずもない…
数分車にのっていれば病院についた
不安が止まらない
受付を済ませた愛梨さんと私達は待合室に腰を下ろす
その時間がとても長く感じた…
「蓮杖馨様…蓮杖馨様」
「はい」
馨は私と空さんを残し診察室へ向かった
「空さん…」
「―…ん?」
「馨…大丈夫ですかね?」
「あんなに桃花ちゃんがそばにいたんだもん!大丈夫にきまってるでしょ?」
そういった空さんの手も小刻みに震えているのがわかった
だから
私はそれ以上の会話を空さんに求めなかった
―――数分後―――
「馨!!どうだった?」