【修正中】狼彼氏と子羊彼女
「でっ??俺に話でも??」
「だ・か・ら!!!なんでいんのかって聞いてんの!」
「お母さんに挨拶でもと想いまして…」
「猫かぶっちゃってやな奴…」
くれぐれも馨に聞こえないような
そんなか細い声でいった
――――…なのに
「だれが猫かぶりだって…」
怒りに満ちた声が私の耳に届く
なっなんで聞こえてるの――…!?
「アハハ…ハハ…ハ」
取りあえず笑って誤魔化そうと心見るが
「じゃあご飯…いきましょうか…ね?」
-------バン!!!!
ん???
私がリビングへ戻ろうとすると
大きな音とともに馨の手が顔の目の前に現れた
「この口がそういうこというのか?あぁ??」
こっ怖い…
体は勝手に震え
足は後退りをし
目からは涙が出そうになる
「そんな涙目で見るなよ…歯止め…きかなくなる」
今まで見たことのない真剣な眼差しに
私は不覚にもドキッとした
だけどすぐさま馨の言った言葉の意味がわからず聞き返す
「…えっ??」
-------…その瞬間
口と口がくっつく
噛みつくようなそのキスに
私はただ耐えるしか出来ない
「ふっ!!!!ん-----ハァ…」
はずされたとおもうと
獣のように吸い付いてくる唇に
私は抵抗ができない
「んーん!!!」
呼吸が苦しくなって
馨に限界を伝えようと
手を伸ばした瞬間
出された助け船
「そろそろ食べいないと遅刻するわよ〜」
やっと解放された私は床に座り込む
「ごちそうさま」
そういって
唇をペロッと舐めて
台所に戻った馨
「もう…なん…なのよ」
くっ悔しい
だってあんな笑顔で…
あんなこと…されて
真剣な表情で見ないでよ
どうしたらいいか
わからなくなる…
「桃花〜あんたも食べなさいよ!!」
「はっは〜い」
結局は馨に反抗できなくて
私は仕方なくご飯を黙々と食べた
------…数分後