【修正中】狼彼氏と子羊彼女
先生は机の上に箱を並べた
その数はクラスの人数分だが
もちろん約35個の中にダイヤの原石が
入っているとは限らない
全校生徒から一人だけ選ばれるこのイベント
だから私には全く関係ないと思っていた
一人…また一人と取っていきついに私の番
大丈夫と思っていても
物事は慎重に!!
そんな私が選んだ箱は
一番ボロクて軽そうな箱
「じゃあその箱は明日学校にダイヤの原石が入っていてもいなくてももってこい!!箱は家で開けること!では解散」
『はーい!』
無事箱をとった私は
桜に別れをつげ帰ろうするが
「桃花〜一緒に帰ろうぜ」
「きたっ……!!!さっ桜一緒にか…」
桜に助けを求めようと
踵をかえそうとすると
手首をガシッと掴まれ正面をむかされ
「もちろん帰るだろ?…桃花」
そんな怖い目で見られたら
…断るなんてできません
結局私たちは一緒に帰ることになり
事件はそのときおきたのです!!!