【修正中】狼彼氏と子羊彼女
つまり…
たった一個しかないダイヤの原石は
不幸にも私の箱に入ってて
誰かとキスしなきゃならない…と
あくまで奪われたらだけど
私は細道に入って
誰もいないことを確認し叫んだ
「えぇ----!!!私が誰かとキス!?ありえない、ありえない!!」
一人でそういってると
後ろから誰かの足音が…
「じゃあ俺がお前もらってやるよ」
「かっ馨!!」
首に手を回された私は
身動きができなくなった
「はっ離してよ!!」
「い・や・だ」
ジタバタしても男の力にかなうわけがなく…
私は抵抗をやめた
その時ふいに馨は…
私を強く抱き締めた
「俺は嫌なんだよ…
お前が誰かにキスされんの…」
「か…おる…??」
いつもと違う馨の雰囲気に
私は不覚にもドキッとした
「馨…私…あの…「…てっ俺が言うとでも思ったか??」
「……ん??」
「お前は俺の彼女だろ?誰とキスしようがお前がそいつを好きになろうがお前は俺の所有物にかわりねーし…俺が逃がすわけねーだろ」