【修正中】狼彼氏と子羊彼女
「桃花!!おはよう」
家を出て数分
初めに会ったのは桜だった
「桜〜どうしよ〜」
「…あぁ!!校内イベント?大丈夫でしょ?馨君が守ってくれるって☆」
「さくらぁ〜」
だってアイツ…
守ってやるとかいってたくせに…
"お前は俺の彼女だろ。誰とキスしようがお前がそいつを好きになろうがお前は俺の所有物にかわりねーし、俺が逃がすわけねーだろ"
結局は誰かと私がキスしてもいいってことなんですよ!!!!
どうしてこんなにも胸が苦しくなるのか…
私にはさっぱりわかりません
「ねぇ…この歓声すごくない…??」
「ほっほんとだ」
学校が見える距離まで近づいた時
学校からなのか…
もの凄い歓声が
「はっはやく行こ!!」
駆け足で学校まで向かう
校門についた途端
校定まで連れていかれた
いよいよイベントが開催しようとしていた
「さてさて毎年恒例のイベントが今年も始まろうとしています!!」
威勢のいい声と大きな花火で
開催の合図を飾る
「今年のキスは誰と誰になるのか!!」
司会者が進行を進めるなか
みんなは
"早くやれ"
といわんばかりの大歓声!!
「ではダイヤ争奪戦!開始5秒前」
「4」
「3」
心拍数ははねあがる
「2」
いてもたってもいられなくて
拳を強く握りしめた
「1」