【修正中】狼彼氏と子羊彼女
「だって…涙ふいてくれたじゃん」
もう
馨の顔も見ることができないくらい顔は涙でぐちゃぐちゃで…
すべてが信じられなくて
-------コン、コン
「馨君?体の調子はどうだい?」
「あっ大丈夫です」
入ってきたのは
60〜70代くらいの
男の先生だった
「そうか…」
その男の先生は
私に気付いたようで
「彼女さんかな?」
「はっはい…」
馨は驚いた顔でこちらを見た
「お前…俺の彼女?なんかもうわかんねー…俺なんでここにいんだよ」
本当に…
覚えてないんだね???
「彼女さんはこちらにきてくれるかな?」
その先生は笑顔でそういった
「はい…」
私はその後を追って廊下へ出た
「君は…もう分かってると思うけど馨君は、記憶障害を起こしているんだ」
「はっはい…」