【修正中】狼彼氏と子羊彼女
「ねぇ…冷静ってなに?」
「姉貴??」
「冷静でいられるわけないじゃん!でも…馨をこんなめに合わせたのは私でしょ?泣き叫んでも馨は直んないでしょ?」
涙なんて…
なんのやくにもたたないでしょ?
階段を駆け上る
自分の部屋のドアを乱暴に閉めてベットへ倒れこむ
「もう…どうすればいいかわかんない…馨…助けてよ」
名前を呼んでも馨には届かない
頭を抱えて私は深い眠りについた
------チュンチュン
「何時…?」
小鳥の鳴き声を目覚ましに私は目を覚ました
もしかしたら…
夢ではないのか?
今のすべて…夢じゃないの?
パジャマ姿のまま
階段を下りるとそこにはいつもの食卓があった
「桃花!あんた大丈夫なの?馨君の事…」
「えっ…」
夢じゃなかった
私が失ったものは
予想以上に大きいものだった
ねぇ…嘘だといって…