御曹司は眠り姫に愛を囁く
兄貴は息子の楓君の引っ張られ、階下に下りてしまった。
ゲストルームには俺一人。
スマホを覗けば、陸翔からのSNSのメッセージが届いていた。
「えっ!!?」
陸翔のヤツ、貴崎さんと別れたのか!!?
俺は陸翔に電話を掛け、詳しい話を訊いた。
「嘘がバレたのか?」
――――自分からカミングアウトした。
「どうして?」
――――やっぱり、凛音はお前のコトが好きだ。
「それはお前の妄想だって・・・」
――――違う。いいか?俺、お前が凛音と同じマンションに住んでるコト、室雨さんから訊いてんだ。お前だって彼女のコトが好きで同じマンションを選んだんだろ??凛音はお前に任せたから・・・切るぞ。
と陸翔は一方的に切ってしまった。
俺に嘘を付かせたのはお前で、なんで、自分勝手に・・・
彼女と同じマンションに住んでるのは室雨のせいで・・・
仕事で疲れたカラダを休めようとしてるのに、俺は大きな悩みを二つも抱えてしまった。
ゲストルームには俺一人。
スマホを覗けば、陸翔からのSNSのメッセージが届いていた。
「えっ!!?」
陸翔のヤツ、貴崎さんと別れたのか!!?
俺は陸翔に電話を掛け、詳しい話を訊いた。
「嘘がバレたのか?」
――――自分からカミングアウトした。
「どうして?」
――――やっぱり、凛音はお前のコトが好きだ。
「それはお前の妄想だって・・・」
――――違う。いいか?俺、お前が凛音と同じマンションに住んでるコト、室雨さんから訊いてんだ。お前だって彼女のコトが好きで同じマンションを選んだんだろ??凛音はお前に任せたから・・・切るぞ。
と陸翔は一方的に切ってしまった。
俺に嘘を付かせたのはお前で、なんで、自分勝手に・・・
彼女と同じマンションに住んでるのは室雨のせいで・・・
仕事で疲れたカラダを休めようとしてるのに、俺は大きな悩みを二つも抱えてしまった。