御曹司は眠り姫に愛を囁く
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初デートのコーディネイトにと後日、明日香にも付き合って貰い、服を購入。
今年流行のピンクの肩フリルのニットにタック入りで広がり過ぎない、白のベースの花柄のパステルカラーのスカートを着た。
陸翔さんとはマンションの前で待ち合わせを約束。
彼の車で、千葉の海沿いのアウトレットモールに行く予定。
ドアを開けて外に出ると、私服姿の椎名さんと出くわした。
「貴崎さん、今日、陸翔とデートだろ?」
「はい」
「陸翔から訊いている」
「椎名さんもお出かけですか?」
「ん、あ・・・」
椎名さんと共にエレベーターホールに向かう。
「今日のデートの為に、友人に付き合って貰って、新しい服買ったんですけど・・・陸翔さんの好みに合いますか?」
「いいと思うよ。君はセンスいいから・・・」
椎名さんは私の格好をチラッと見ると心なしか照れ臭そうに俯く。
「俺も可愛いと思うから・・・きっと陸翔も大丈夫だ」
好きな人に可愛いと言われ、私も照れ臭くなり、彼の顔を見れなくなった。
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初デートのコーディネイトにと後日、明日香にも付き合って貰い、服を購入。
今年流行のピンクの肩フリルのニットにタック入りで広がり過ぎない、白のベースの花柄のパステルカラーのスカートを着た。
陸翔さんとはマンションの前で待ち合わせを約束。
彼の車で、千葉の海沿いのアウトレットモールに行く予定。
ドアを開けて外に出ると、私服姿の椎名さんと出くわした。
「貴崎さん、今日、陸翔とデートだろ?」
「はい」
「陸翔から訊いている」
「椎名さんもお出かけですか?」
「ん、あ・・・」
椎名さんと共にエレベーターホールに向かう。
「今日のデートの為に、友人に付き合って貰って、新しい服買ったんですけど・・・陸翔さんの好みに合いますか?」
「いいと思うよ。君はセンスいいから・・・」
椎名さんは私の格好をチラッと見ると心なしか照れ臭そうに俯く。
「俺も可愛いと思うから・・・きっと陸翔も大丈夫だ」
好きな人に可愛いと言われ、私も照れ臭くなり、彼の顔を見れなくなった。