遠距離の彼 と 近距離の同期
天敵 小川天
・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・
天敵 小川天
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4月1日(月)
海翔は昨日、大阪へ行ってしまった。
離れたくない私のために、転勤ギリギリまで東京にいてくれた。
きっと、彼の部屋は未だダンボールだらけだろう。
ぽっかりと空いた斜め前の机。
出社と同時に、その机が嫌でも目に入り、心に影を落としていく。
始業時刻になり、朝礼が始まった。
部長の隣に、なぜか同期の小川天(おがわ そら)。
「今日から安達班に配属になる小川天主任
です。
今までの部署とは勝手が違う所もあると思う
ので、みんなでフォローして教えてやって
ください。」
と部長が紹介した。
げっ!! うちの班!?
っていうか、主任!?
「小川天です。入社7年目になります。
早くこちらのやり方に馴染めるよう頑張り
ますので、よろしくお願いします。」
と自己紹介して頭を下げる。
天敵 小川天
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4月1日(月)
海翔は昨日、大阪へ行ってしまった。
離れたくない私のために、転勤ギリギリまで東京にいてくれた。
きっと、彼の部屋は未だダンボールだらけだろう。
ぽっかりと空いた斜め前の机。
出社と同時に、その机が嫌でも目に入り、心に影を落としていく。
始業時刻になり、朝礼が始まった。
部長の隣に、なぜか同期の小川天(おがわ そら)。
「今日から安達班に配属になる小川天主任
です。
今までの部署とは勝手が違う所もあると思う
ので、みんなでフォローして教えてやって
ください。」
と部長が紹介した。
げっ!! うちの班!?
っていうか、主任!?
「小川天です。入社7年目になります。
早くこちらのやり方に馴染めるよう頑張り
ますので、よろしくお願いします。」
と自己紹介して頭を下げる。