イケメンとの恋
強引
喫茶店に入る。
やっぱりいつ見ても綺麗。
その時視界に入ってきた姿に目を見開けた。
え、まって。
やばいって。
今私の視界に写る人は私に告白しろと言ってきた男子だった。
ばれない事を祈ろう。
「あ、倉下さん!よろしくね!」
「よろしくお願いします」
店長に声をかけられ、私はお辞儀をした。
「蓮!この子、倉下 美里さん。入ってきたばかりだから仕事教えてあげて」
ええええ!
「了解っす」
了解すんな!
「こっち来て。仕事教えるから」
「はい」
あ、バレてない。
良かった。
意外に教え方が丁寧だったのは驚いたけどね。