イケメンとの恋
イジメ
屋上で昼ごはんを食べ終え教室にに向かおうとしていた。
「あ、倉下さん。ちょっと来てくれない?」
さっき席を代わってとお願いしてきた女の子と数人の女子達。
なんだろう。
校舎裏まで来て彼女達の足が止まった。
「あのさ、蓮のこと好きなの?」
そう冷たい言葉を発した。
蓮って変態男だよね。
「え、違うよ?」
「そっか!良かった!だよね!」
ニコッと悪意のあるような笑顔をする彼女。
「だって、そんなブスなのに好きとかキモすぎだもんね」
「っ...」
その言葉は結構きついな。
でも本当のことだから。
「ねえ、隣の席で奇跡とか思ってないよね?さっきご飯誘われて良い気になってると思うけど。アンタには恋愛とかキモイから。自分の顔ちゃーんと見て確かめて発言してね?」
そう言って女子はいなくなった。