また、いつか。
                プロローグ
わたしにとって、泳ぐことがわたしのすべてだった。
どんなに辛いことがあっても、泳ぐことですべてを忘れられたし、次の日には必ず前向きになれていた。
・・・きみに出会うまでは。

こんなに離れがたく思うのも、もっと触れたいと思うのも、きみだから。
わたしがそう思えるのは、何年たっても、何十年たっても、ずっときみだけ。
こんな恋、きっと一度きりしかできない。

だからわたしが、今度はきみを幸せにしたい。
これからもずっと、隣にいて、いいですか?
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