七つの呪い
「えっ……!? マジかよ……」
「無視してればそのうちいなくなるかな? って思ったけど、朝までずっとしつこくて……それで怖くて、限君なら女子高生くらい追い払ってくれると思って呼んだんだけど…」
「な、なるほど…。そいうとき頼ってくれるのは嬉しいけど、でも普通、警察呼べよ…」
「あっ、そうだね…」
一歩間違えたら、俺はその女子高生に刺されてたかもしれない。そう思うと、じわじわと恐怖がわいてきた。