七つの呪い

やめろ!! やめろぉ!!!!!


このままじゃやばいと思い、必死で抵抗した。


しかし、夢でよくあるように、思い通りに体が動かない。


やがて姿見の前にたどり着くと、俺は手を前に突きだした。


このまま姿見に手が触れれば、俺は前の『家族』のように鏡に吸い込まれてしまうのか……?


そうなったら、俺はどうなるのだろう?


死ぬのか…?


それとも、別の世界に連れていかれるのか…?
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