七つの呪い

「いや、嘘つけよ。すごかったぞおまえの声。学校中に響くぐらい聞こえて、教室にいても分かったし」


「う、うそだろ……」


思わず背筋がゾクッとした。


教室に残っていた部員達は、全員俺の叫び声を何度も聞いたらしい。


しかもその声はまるで死ぬ前の断末魔みたいな、とんでもなくでかい声だったという…。
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