七つの呪い

「ひいっ!!!!!!!!」


甲高く、悲鳴のような鳴き声が電話ボックスから聞こえてくる。


赤ちゃんの声だ……!!!

あの噂と同じ……!!


とっさに俺は電話ボックスの方を向いた。


すると、ギギギ、ギギギ……と、電話ボックスの扉がゆっくりと開いた。



「う゛ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぅ゛………………!!!!!!!!!!」


同時に、赤ちゃんの悲鳴がさらに大きなものとなった。

まるで虐待された子供が、死を目前に叫んでいるようだ。
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