七つの呪い

☆☆☆

翌日、
僕は父さんと一緒にカケルの家に行った。


「嘘だ。こんなわけ……」


昨日までは、たしかに普通の平屋だったのに…


カケルの家は真っ黒に焦げ、ボロボロで、何年も放置された空き家になっていた。


困惑する僕に、父さんはカケルの家のことを話してくれた。



それは、何十年も前に起きたある悲惨な事件だった。

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