七つの呪い
たしかその木箱は、夢ではなく現実の世界でも、何度かおばあちゃんやお母さんが取り出して開けるのを見た気がした。
でも昔、私がその箱を開けようとしたら、おばあちゃんとお母さんにすごく怒られた記憶がある。
『…………………♪♪』
夢の中で私は、その木箱に新しいおもちゃが入っているかのようにワクワクしながら、木箱をじっと見つめていた。
そして、我慢ができなくなると、私はその木箱の蓋を勢いよく開けるのだ。