七つの呪い

俺は全速力でその場を去った。


とにかく走って走って走って、ようやく家についた。


それからしばらく、俺はあの電話ボックスには近づかなかった。


赤ちゃんのことは親も、学校のみんなも信じてくれなかったけど、俺が見たのは、間違いなく電話ボックスの赤ちゃんの霊だった。


やがて半年が過ぎた頃…。
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