七つの呪い

それから一週間後、エイリーン先生は体調不良を理由に学校を去ることになった。


みんなすぐに、それが精神的な病気だと察した。


エイリーン先生との最後の授業の日、


エイリーン先生は卒業式のように笑ったり泣いたりして俺達生徒との別れを惜しんだ。


そのときのエイリーン先生は、出会ったときのようにかなり明るかった。


……ただ、最後の授業にも大量の水を持ってきてゴクゴクと飲んでいたけど。

< 86 / 108 >

この作品をシェア

pagetop