七つの呪い

……それから1ヶ月後。


ひとりの友達が俺に言った。


「なぁ、聞いたか…?

エイリーン先生、死んじまったらしいよ…」


「えっ…!! マジかよ!」


それは突然のニュースだった。


エイリーン先生の死……驚きはしたが、正直、エイリーン先生のあの異常な状態を考えると納得だった。


「それで、原因は自殺とか…?」


「いや、それがさ……」


俺が聞くと、そいつは体からありったけの血を抜いたように、真っ青な顔をした。
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