七つの呪い

しかし、その日から俺の周りで奇妙なことが起こりだした。


それは直接俺に……というか、友達からだった。


「昨日の夜、
限を訪ねてうちに変な女子高生が来たよ…」


「あっ、それ私の家にも来た…」


「あっ、俺も…」


俺の友達の家に、俺を訪ねて妙な女子高生が来たというのだ。


俺はすぐに、あの待ち受け画像のことを連想した。


「なぁ、そいつどんなやつだった…?」
< 97 / 108 >

この作品をシェア

pagetop