【中完】彼女なんて辞めてやる。
茉水……あの時、浅岡 樹が一緒にいた学年一とうたわれる美少女だ。
『いたね。』
「あいつ、俺の幼なじみなんだけどよ。瑠璃は俺と茉水をくっつけたかったみたいなんだよ。
まさかとは思うが、瑠璃が勝手に既読つけたとかじゃねぇよな…?」
『知らないけど。でも、最近受信した人からのメッセージって、上の方に並ばない?』
「俺、メールは使わないんだ。ほとんど。」
『そっか。』
「なぁ、俺がメッセージ見てないのに勝手に既読ついてた理由、気になるから瑠璃に聞いてきてぇんだけど。
話っつうの、明日でもいいか?」
本当か、嘘か。
どっちでもいいとは思うけれど、この目で確かめたい自分もいる。
『……いや、私も一緒に着いて行っていい?』
そう聞けば、
「おう。」
優しく微笑んだ、浅岡 樹。
久しぶりに、彼の笑顔を間近で見た気がした。
『いたね。』
「あいつ、俺の幼なじみなんだけどよ。瑠璃は俺と茉水をくっつけたかったみたいなんだよ。
まさかとは思うが、瑠璃が勝手に既読つけたとかじゃねぇよな…?」
『知らないけど。でも、最近受信した人からのメッセージって、上の方に並ばない?』
「俺、メールは使わないんだ。ほとんど。」
『そっか。』
「なぁ、俺がメッセージ見てないのに勝手に既読ついてた理由、気になるから瑠璃に聞いてきてぇんだけど。
話っつうの、明日でもいいか?」
本当か、嘘か。
どっちでもいいとは思うけれど、この目で確かめたい自分もいる。
『……いや、私も一緒に着いて行っていい?』
そう聞けば、
「おう。」
優しく微笑んだ、浅岡 樹。
久しぶりに、彼の笑顔を間近で見た気がした。