【中完】彼女なんて辞めてやる。
瑠璃ちゃんの反応を横目に見ながら、浅岡 樹に顔を向ける。瑠璃ちゃんと同様にキョトンと驚いていたが、「どうした?」と直ぐに普通に戻った。
『瑠璃ちゃんと、2人にして欲しいんだけど。』
そう言って、瑠璃ちゃんに向かって指を指す。いや、ね?うん。指を人様に向けては行けないことくらい知ってるさ。
だけどこいつ、初対面の私をやたらと敵視してくるし。まぁ、先にふっかけてきたのはそっちなんだからいいだろう。これで、おあいこだと無茶苦茶理論で突き通すことにしよう。うん。まぁ、ね!!やられたら、そのままにはしておけないよねぇ?
「瑠璃と?」
先程とは違い、今回はかなり驚いているみたいだ。
だが、それを肯定するようにこくり、と頷く。そんな私を見て少し考えるような仕草をした後
「分かった」
と告げた。
「え!?なんで!?」
瑠璃ちゃんが立ち上がって抗議する。
嫌なのだろう。だけど、何かを考えたように口の端を持ち上げ
「分かったよ。
お兄ちゃんは早く出てって?」
ニタリ顔でそう告げた。
『瑠璃ちゃんと、2人にして欲しいんだけど。』
そう言って、瑠璃ちゃんに向かって指を指す。いや、ね?うん。指を人様に向けては行けないことくらい知ってるさ。
だけどこいつ、初対面の私をやたらと敵視してくるし。まぁ、先にふっかけてきたのはそっちなんだからいいだろう。これで、おあいこだと無茶苦茶理論で突き通すことにしよう。うん。まぁ、ね!!やられたら、そのままにはしておけないよねぇ?
「瑠璃と?」
先程とは違い、今回はかなり驚いているみたいだ。
だが、それを肯定するようにこくり、と頷く。そんな私を見て少し考えるような仕草をした後
「分かった」
と告げた。
「え!?なんで!?」
瑠璃ちゃんが立ち上がって抗議する。
嫌なのだろう。だけど、何かを考えたように口の端を持ち上げ
「分かったよ。
お兄ちゃんは早く出てって?」
ニタリ顔でそう告げた。