【中完】彼女なんて辞めてやる。
ばいばーい、と胡桃と日向が帰ったあと(日向の家はすぐそこだが…)
自分の机に向かって、ぼんやりと携帯を覗く。
覗いてても何も起こらないよね、なんて思い喝を入れてスマホを握り直す。
某メッセージアプリを開いて、樹の部分を押す。
トプ画も、ホーム画も。
ホーム画は誰といったのか分からない、スター○ックスのもの。女物の携帯が写りこんでるのは、なんなんだろうね?
トプ画なんて、もっと酷い。
手を繋いでいる画像。男らしい腕の方には、樹の腕時計。対して女の方には華奢で可愛い腕時計。
私、スポーツタイプの腕時計を愛用してますが、何か?
日向が誕生日プレゼントとしてくれたものですが、何か?
メッセージを作ろうとしてる画面をぼんやりと見つめていたが、パタリ、ベットの上に倒れる。
『私と、日向の関係に妬いたのだろうか?』
ありえないことも無い。
一緒に登下校してるし。
だけど、確実に時間は取っていたでしょ?
なんて言い訳じみたことをする自分に苦笑する。
だったら、ぶつかってきてくれたら良かったのに。
そうすれば、考慮した。
そんなことを言ってももう、後の祭りだけど。
自分の机に向かって、ぼんやりと携帯を覗く。
覗いてても何も起こらないよね、なんて思い喝を入れてスマホを握り直す。
某メッセージアプリを開いて、樹の部分を押す。
トプ画も、ホーム画も。
ホーム画は誰といったのか分からない、スター○ックスのもの。女物の携帯が写りこんでるのは、なんなんだろうね?
トプ画なんて、もっと酷い。
手を繋いでいる画像。男らしい腕の方には、樹の腕時計。対して女の方には華奢で可愛い腕時計。
私、スポーツタイプの腕時計を愛用してますが、何か?
日向が誕生日プレゼントとしてくれたものですが、何か?
メッセージを作ろうとしてる画面をぼんやりと見つめていたが、パタリ、ベットの上に倒れる。
『私と、日向の関係に妬いたのだろうか?』
ありえないことも無い。
一緒に登下校してるし。
だけど、確実に時間は取っていたでしょ?
なんて言い訳じみたことをする自分に苦笑する。
だったら、ぶつかってきてくれたら良かったのに。
そうすれば、考慮した。
そんなことを言ってももう、後の祭りだけど。