禁断の恋だって分かっていても好き。
私が答えたらそれで終わりだと思っていたのに、お兄ちゃんは予想外にも食いついてきた。
『や、優しい人。
私の話しを聞いてくれる、頼りになる人。』
このまま言ってしまおうか。
そう思ってしまうほどの流れ。
「へ〜超いいやつじゃん。
俺も知ってる人??」
この流れだったら言えるけど、言ったら最後。
私は唯一の家族を失うことになるだろう。
『さぁ?
そう言うお兄ちゃんは、どうなのさ。』
お兄ちゃんは、社会人になってから彼女を作ってない。
きっと、私のせい。
だけど、本音をいえば嬉しい。
だって、私を1番に考えてくれているという事だから。
「俺だって好きなやつくらい、いる。」
息がつまった。
「でも、残念。近すぎて何も出来ない。」
近すぎるって何?
私の方が好きな人は近くにいるんだよ。
いっそのこと、お兄ちゃんに彼女が出来たら私も諦められるのに。
『や、優しい人。
私の話しを聞いてくれる、頼りになる人。』
このまま言ってしまおうか。
そう思ってしまうほどの流れ。
「へ〜超いいやつじゃん。
俺も知ってる人??」
この流れだったら言えるけど、言ったら最後。
私は唯一の家族を失うことになるだろう。
『さぁ?
そう言うお兄ちゃんは、どうなのさ。』
お兄ちゃんは、社会人になってから彼女を作ってない。
きっと、私のせい。
だけど、本音をいえば嬉しい。
だって、私を1番に考えてくれているという事だから。
「俺だって好きなやつくらい、いる。」
息がつまった。
「でも、残念。近すぎて何も出来ない。」
近すぎるって何?
私の方が好きな人は近くにいるんだよ。
いっそのこと、お兄ちゃんに彼女が出来たら私も諦められるのに。