おはようからおやすみを笑顔で。
「沙耶! 良かったー、ようやく帰ってきた!」
そう言って笑う姉の表情は、私がよく知るそれと変わらなくて安心はするけれど。
「ど、どうしたの⁉︎ 日本に来るのは明日じゃなかった⁉︎」
「予定が暇になったから、急遽今日来ちゃった。まあ、いきなり押しかけるのは悪いと思って、今日はホテルに泊まる予定だったんだけど……なんか手違いがあって、予約取れてなくてさ。泊めてもらいたいんだけどいいよね?」
「それはもちろんいいけど、連絡くれれば早く帰ってきたのに」
「携帯の電源切れちゃったんだもの」
そう答える姉は、ふと私の隣にいる斉野くんに視線を移す。
「もしかして、明日食事する予定の沙耶の彼氏⁉︎」
「えっ⁉︎」
驚いた声をあげたのは斉野くん……ではなく、私。
告白はされたけれど、彼氏ではない……。
ていうか! いろいろ起こりすぎて忘れていたけれど、明日姉に会わせる彼氏の件、なにも案が浮かんでいないー‼︎
そう言って笑う姉の表情は、私がよく知るそれと変わらなくて安心はするけれど。
「ど、どうしたの⁉︎ 日本に来るのは明日じゃなかった⁉︎」
「予定が暇になったから、急遽今日来ちゃった。まあ、いきなり押しかけるのは悪いと思って、今日はホテルに泊まる予定だったんだけど……なんか手違いがあって、予約取れてなくてさ。泊めてもらいたいんだけどいいよね?」
「それはもちろんいいけど、連絡くれれば早く帰ってきたのに」
「携帯の電源切れちゃったんだもの」
そう答える姉は、ふと私の隣にいる斉野くんに視線を移す。
「もしかして、明日食事する予定の沙耶の彼氏⁉︎」
「えっ⁉︎」
驚いた声をあげたのは斉野くん……ではなく、私。
告白はされたけれど、彼氏ではない……。
ていうか! いろいろ起こりすぎて忘れていたけれど、明日姉に会わせる彼氏の件、なにも案が浮かんでいないー‼︎