永遠の片思い
「明後日からなんだってね?
よろしくね?何歳なの?年上?年下?まぁ上には見えないけど…」
なによ…あたしそんなに幼いの?ムカつく
「すみません…年齢は教えれないです…。」
「ふーん?」
「すみません…」
無理だ…やってける自信がない…
これからが不安だ…
「ねぇ?
俺たちの中で誰が一番好き?だってファンでしょ?」
は?
ファン??なんで知ってんの?
ここは知らないふりをした方が…いいよ…ね?
「あたしファンじゃありませんので…好きとか嫌いとかないです!あの?」
「なに?」
「好きとか嫌いとかまず持っちゃいけないと思います!あたしはマネージャーであなた方はアイドルな訳で…」
「でもさ?結局は人間なわけじゃん?」
「そーそー。
いつか好きになるかもしれないじゃね?」
「えーっと…」
ここは名前思い出してるふりをしておこう…
「山岡さん?」
「はい?」
「確かにアイドルである前に男の人なのは誰でもわかってます。けどあたしはあなた方のサポートをするだけです。ね?」
「まぁ少しまともな子だな?」
なによ?話したと思ったらそれ??
想像通りだけどなんか…まじかで言われるとキツイかも…
「でもさ?せっかくこれから毎日こうやって顔合わすわけじゃん?少しは仲良くしようよ?梨花みたいにさ?」
「り…梨花!!???」
へ?え?梨花さんのこと今呼び捨てにした?なに?何事?
「おい!」
「あっ!今のは聞いてないことにしといて?」
「わかりました。」
気になったけど…仕事以外踏み入らない…これがルール。守らなくちゃなにがなんでも…